統合失調症の症例

何もやる気が起きずダラダラする

 24歳の兄が統合失調症です。

 

 兄は就職してからすぐ、いじめに遭ったなどと言い部屋に引きこもるようになりました。何かに怯えるような様子だったので、よほど辛いことがあったのだと同情していました。

 

 ところが、部屋にいても「外から監視されている」「盗聴されている」などと騒ぎだすようになりました。これはおかしいと思って病院に連れて行ったところ、統合失調症と診断されました。家にいると騒ぎ続けるため、入院させることにしました。

 

 薬を中心とした治療は順調に進み、4ヶ月ほどで退院できました。服薬は続くものの、以前のように騒ぐこともなく、その時はほぼ完治したように思いました。

 

 それから少し経ってから、兄はバイトを始めました。しかし、ストレスですぐにやめてしまいました。その後、できるだけ、ストレスがかからないようなバイトを選んで始めたのですが、「雇い主から嫌われている」などと言いだして、やめてしまいました。

 

 その後も兄はバイトを始めてはすぐ辞めるといったことを何度も繰り返し、今では何もやる気が起こらないようで、部屋でダラダラと過ごすようになりました。
 このまま兄は仕事をしない人間になってしまうのではないかと不安です。

 

 

就職後の”いじめ”も妄想であった可能性が高いです。

家族による介助が難しそうなら入院を検討しましょう。=>どんなときに入院が必要になるか-統合失調症の入院

統合失調症の方は治ったとしてもすぐに社会復帰することが難しいケースがあります。そのためにリハビリの一環として仕事ができる社会復帰施設がありますので活用しましょう。=>社会復帰を見据えたリハビリの場-統合失調症のリハビリ

治療せずに放置しておくと、無為自閉の状態になってしまう恐れがあります。早めの治療が大切です。

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