統合失調症

精神障害者は”危険”なのでしょうか?

2014/10/29更新

 統合失調症などの精神障害を抱えている人は危険であるという残念な誤解があります。果たして本当にそうでしょうか?

 

 精神障害者が全人口に占める割合は約2%です。
 これに対して、一般刑法犯の全検挙者に対する精神障害者の割合は0.9%です。

 

 この割合を比較すれば、精神障害者が罪を犯す割合が高いとはいえません。

精神障害者は”危険”なのでしょうか?関連ページ

統合失調症の発症に関わる遺伝子領域を新たに83カ所特定
統合失調症の発症に関わる遺伝子を含む領域を、ハーバード大とケンブリッジ大、藤田保健衛生大などの国際研究チームが新たに83カ所特定しました。
統合失調症は珍しい病気ではありません
統合失調症の有病率は約1%、100人に1人という割合です。統合失調症は決して珍しい病気ではありません。
統合失調症は精神が崩壊する病気ではない
統合失調症は以前、精神分裂病という名前でした。しかし、実際は精神が分裂するわけでも崩壊するわけでもありません。統合失調症は治療すれば多くの人が治る病気です。
統合失調症は受診までの時間がかかりやすい
統合失調症は受診までの時間がかかりやすい病気といえます。
統合失調症の治療開始が早いほど回復が早くなる
統合失調症は、治療開始が早いほど回復が早くなる傾向がみられる病気です。
エビリファイのジェネリック医薬品 米国で承認
大塚ホールディングスは統合失調症などの治療薬「エビリファイ」のジェネリック医薬品として開発を進めてきた「レキサルティ」が米国で承認されたと発表しました。
統合失調症患者の家庭での暴力に関する調査結果
統合失調症患者の家庭での暴力に関する調査結果が発表されました。