陰性症状-統合失調症の症状のタイプ

陰性症状

 陰性症状は、「本来あるはずものがない」という意味の症状です。本来あるはずの感情が”無く”なり平坦化したり、本来あるはずの集中力や精神力が失われたりします。主に生活面で問題となることが多い症状です。

 

 陽性症状とは異なり、陰性症状は遅れて現れます。急性期のあとの、慢性期によく見られます。慢性期では、急性期の陽性症状が治まったように見えたり、発症したりします。そんな状態の中、陰性症状が前面に出てくるようになります。

 

 陰性症状は統合失調症が長く続くにつれて明らかになっていく症状で、自主性の低下や感情の平坦化などが見られます。陰性症状が続くと、会話が貧困になったり、人間関係が失われたり、学校や会社に行けなくなったりするなど、生活に多大な影響がでてきます。部屋に閉じこもって過ごす人も少なくありません。

 

 陰性症状には次のようなものがあります。

 

陰性症状の原因

 陰性症状の背景には脳機能の低下があります。陽性症状はドーパミンが”中脳辺縁系”で過剰になることで現れると考えられていますが、逆に”中濃皮質系”ではドーパミンの機能低下が見られます。それにより、意欲が低下したり、自閉傾向といった陰性症状が現れるといわれています。=>ドーパミンの過剰分泌-統合失調症の危険因子

陰性症状-統合失調症の症状のタイプ関連ページ

陽性症状-統合失調症の症状のタイプ
統合失調症の症状のタイプである陽性症状について紹介します。
幻覚-統合失調症の症状
統合失調症の症状―幻覚を紹介します。
幻聴-統合失調症の症状
統合失調症の症状のひとつである幻聴について紹介します。また、幻聴を発症した人の体験談も合わせて紹介します。
妄想-統合失調症の症状
統合失調症の症状―妄想を紹介します。
奇行-統合失調症の症状
統合失調症の症状―奇行を紹介します。
思考障害-統合失調症の症状
統合失調症の症状―思考障害を紹介します。
感情の平坦化-統合失調症の症状
統合失調症の症状―感情の平坦化を紹介します。
意欲の低下-統合失調症の症状
統合失調症の症状―意欲の低下を紹介します。
自主性の低下-統合失調症の症状
統合失調症の症状―自主性の低下を紹介します。
集中力の低下-統合失調症の症状
統合失調症の症状―集中力の低下を紹介します。
コミュニケーション能力の低下-統合失調症の症状
統合失調症の症状―コミュニケーション能力の低下を紹介します。
不眠-統合失調症の症状
統合失調症の症状―不眠を紹介します。
水中毒-統合失調症の症状
統合失調症の症状―水中毒を紹介します。
メサイアコンプレックス-統合失調症の症状
統合失調症の症状―メサイアコンプレックスを紹介します。
無為自閉-統合失調症の症状
統合失調症の症状―無為自閉を紹介します。
自殺に至ることも-統合失調症の症状
統合失調症は最悪の場合、自殺に至ることもあります。