自殺に至ることも
2015/03/30更新
統合失調症は最悪の場合、自殺に至ることもあります。
特に初期(急性期)に多く見られます。妄想や幻覚が激しい時期です。自殺に追い込まれるような妄想や幻聴が出てもおかしくありません。
例えば次のようなことが考えられます。
- 自分は生きていていけない存在だと妄想してしまう。
- 「ビルから飛び降りろ」などという幻聴が聞こえる。
- 家族や同僚からすれ違う人まで、みんなから中傷をされる幻覚に陥り、立ち直れないほど落ち込む。
さらに、仕事や生活のストレスが加わることで、より自殺につながりやすくなるとされています。
自殺に追い込まないためには、周りの人が早く症状に気づいてあげることです。本人は幻聴などをリアルに感じており、病気だとは思っていないことが多いのです。統合失調症では前兆が現れることが多いので、何かおかしいと思ったら声をかけてあげましょう。
そして、早く病院に連れていきましょう。統合失調症だと診断されると薬が処方されます。薬を飲ませれば幻覚や妄想の症状も落ち着き、自殺を止めることができるでしょう。
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