統合失調症の診断

統合失調症の診断記事一覧

統合失調症のチェック

 統合失調症のチェックをしましょう。これは統合失調症の可能性があるかを判定するものです。正確な診断には専門医の診察が必要です。 ※JavaScript機能がONでないと動作しません。1.次の症状が見られるかどうかチェックしてください。(a)頭の中で考えたことが声として自分に聞こえる。または、頭の中で...

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統合失調症の前兆

 統合失調症にはさまざまな前兆があります。しかし、本人は変化を漠然と感じるだけで、病気だと思わないことがほとんどです。その微妙な変化を気づいてあげられるのは、家族など周りの人たちです。 次のような症状は、統合失調症の前兆といわれています。ぜひチェックしてみてください。本人の気分(他人からは気づきにく...

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統合失調症を診断してくれる病院選びのポイント

 統合失調症が疑われる場合、統合失調症専門の精神科医のいる医療機関を選びましょう。統合失調症を診てくれる診療科 統合失調症の受診先は「精神科」が基本です。「神経科」「精神神経科」「メンタルヘルス科」でも大丈夫です。個人医院などでは「精神科クリニック」「メンタルクリニック」と名乗っているところもありま...

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統合失調症の受診の説得

 統合失調症の疑いがある場合は、本人を医療機関で受診させる必要があります。しかし、統合失調症の疑いのある人が医療機関に行きたがらないというケースもあります。本人に病気であるという自覚がないのです。そんな時、どのように説得すればよいでしょうか。そのポイントを紹介します。心がけたいこと本人に気持ちを聞く...

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統合失調症の問診

 統合失調症の診察は、問診が中心になります。初診では、家族が本人を導くことになるでしょう。初診以降は、家族が同席するかは、ケースバイケースです。初診で医師から質問されること 初診では医師から次のようなことを質問されます。家族はメモにして持参し、医師に説明できるようにしておきましょう。誰が受診を考えつ...

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統合失調症の診断基準

 統合失調症には、ICD-10とDSMという診断基準があります。 ICD-10は世界保健機関(WHO)による国際疾病分類の第10改訂版です。 DSMは米国精神医学会による精神疾患の診断・統計マニュアルです。 日本ではICD-10が主に採用されています。 以下にICD-10による統合失調症の診断基準を...

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統合失調症とうつ病の違い

 統合失調症とうつ病は、明らかに違う病気です。しかし、本人や家族には区別ができないことが少なくありません。 統合失調症は思考の障害であり、うつ病は感情の障害です。統合失調症は幻覚・妄想が主な症状ですが、うつ病はやる気がない、気分の落ち込みなどが主な症状です。うつ病の場合は大きな認知障害や目立つ幻覚妄...

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病識をもたせるには

 統合失調症の診断や治療には、患者に病識を持たせることがとても大切です。病識とは 自分が病気であることを認めることを病識といいます。統合失調症の患者さんは幻想や妄想が主症状であるため、自分が病気であることを理解できないことが少なくありません。これを「病識がない」と表現します。なぜ病識がないのか 統合...

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統合失調症とその他の疾患との識別

 統合失調症とその他の似ている症状を持つ疾患との識別について紹介します。 幻覚・妄想を呈する病気は、統合失調症の他にも次のようなものがあります。精神疾患…統合失調症、躁うつ病脳の器質的な病気…脳腫瘍、脳血管障害、てんかん、アルツハイマー型認知症体の病気…甲状腺機能亢進症、SLEなどの膠原病薬剤による...

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セカンドオピニオン

 セカンドオピニオンとは、よりよい決断をするために、今通っている医師以外の医師に意見をもらうことです。セカンドオピニオンを求める人は、薬の副作用がきつかったり、説明を受けても疑問を感じているという人が多いようです。 セカンドオピニオンを受けるには、主治医に「セカンドオピニオンを受けたい」と話して、別...

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