統合失調症におけるリハビリプログラム

統合失調症におけるリハビリプログラム

2013/07/23更新

 リハビリは、正常な生活を取り戻すために大切な治療プログラムです。医師や精神保健福祉士などの専門家と相談しながら、自分にあった目標を定めることが大切です。

 

 リハビリプログラムの種類を紹介します。

 

作業療法

 作業療法士の指導のもとで行う、体を使う作業を中心としたプログラムです。作業に没頭することで、集中力や持久力を取り戻していきます。
 レクリエーション(ゲーム、散歩、絵画など)、室内作業(折り鶴を作る、袋詰めなど)、屋外作業(園芸、農業など)といった内容のものがあります。
 対人関係や協調性を学びます。楽しみながら作業をしていくのがポイントです。

 

生活技能訓練(Social Skills Training)

 SSTと略して呼ばれます。患者さんが生活をしていくうえで、戸惑ったり困ったりする場面を想定し、解決するための方法を訓練していきます。
 具体的には、会話やあいさつなどの対人関係の練習、掃除や選択、料理などの日常生活の練習、服薬の管理、症状の管理などの病気を自己管理する練習をしていきます。

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