統合失調症

自立支援医療制度

2014/08/22更新

 統合失調症の経済的支援制度である、自立支援医療制度を紹介します。

 

 自立支援医療制度は、診療費や薬代、デイケアなどの費用が、通常の3割負担から1割負担になります。さらに負担額には、所得や症状の重さによって、月額2500円、5000円、1万円といった上限が設けられています。

 

 自立支援医療制度を受けられる条件は、世帯の市区町村民税が23万5千円未満の場合です。
 しかし、それ以上の市区町村民税を払っている場合でも、重度かつ継続の場合は、月額2万円が負担額の上限になります。ただし、3割負担は通常の方と変わりません。

 

 自立支援医療制度の申請窓口は、市区町村の福祉課などの担当課です。
 必要な書類は、申請書、診断書や医師の意見書、健康保険証の写し、世帯員の所得を確認できる書類です。

 

 また、”医療費助成”制度を利用すれば、診察料や薬代などの自己負担額をさらに減らすことができます。自立支援医療制度の申請の際に一緒に聞いてみましょう。

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