統合失調症患者との接し方の基本

統合失調症患者との接し方の基本

2013/09/22更新

 統合失調症の治療は、非常に根気がいるうえにとても時間がかかります。家族の方や周りの方は、患者さんの言動に一喜一憂していると体が持ちません。最初のうちは献身的に接していても、すぐに疲労が限界に達してしまいます。

 

急がない、焦らない、見守るのが基本

 統合失調症の患者は、脳のフィルターに不調があり、ちょっとした対応で敏感になりやすいといった特徴を持っています。過剰に関わると、患者は不安や緊張を感じたり、関わった相手を侵入してくる敵だとみなしたりします。
 行き過ぎた対応は、症状を悪化させたり、回復を遅らせたり、再発を招いたりすることもあります。急がず、焦らず、見守る姿勢を心がけましょう。

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