遺伝-統合失調症の危険因子

遺伝

2013/07/10更新

 統合失調症は遺伝病ではありません。
 しかし、父親か母親のいずれかが統合失調症であると、子どもの発病率が高いというデータがあります。

  • 父母のいずれかが統合失調症の場合、子どもの発病率は10~12%
  • 両親とも統合失調症の場合、子どもの発病率は48%

 一般の発病率は1%未満ですから、何らかの遺伝的な要因があるのではないかと考えられています。
 統合失調症と遺伝の関連を示唆する論文は多く、その可能性が高いと推察がされているのが現状です。

遺伝-統合失調症の危険因子関連ページ

先天的な問題-統合失調症の危険因子
統合失調症の危険因子には、先天的な問題というものがあります。
ドーパミンの過剰分泌-統合失調症の危険因子
ドーパミンの過剰分泌が統合失調症の危険因子とされています。
ストレス-統合失調症の危険因子
ストレスが統合失調症の再発のトリガになると考えられています。
統合失調症を発症しやすい年齢
統合失調症が発症しやすい年齢を紹介します。
親の育て方は関係ない
統合失調症と親の育て方は関係ありません。自分や家族を責めたりしないようにしましょう。