【体験談】薬で症状を抑える日々 あせらずゆっくり治療
2015/12/14更新
統合失調症では投薬が治療の中心といえます。
使っている薬
抗精神病薬で使っているのはロナセン。これは精神を安定させ、いろいろな精神症状を改善する薬です。
注意事項として眠気、注意力、集中力、反射機能などの低下が起こることがあるので、使用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作には従事しないでくださいとのことでした。またグレープフルーツジュースといっしょに服用することができません。
その他、抗精神病薬にはさまざまな副作用が現れることがあります。
その他によく眠れるようにと睡眠薬を3種類処方されました。リスミーとデパスとクアゼバムです。おかげで夜も次の日に何にもない日にはよく眠れるようになりました。
そのころパニック障害もあり、もうひとつソラナックスという薬も飲んでいました。
服薬治療中の私の日常
薬の影響か午前中はとにかく眠くて何もする気になりません。11時ごろまで寝ているとお腹がすいてきて起きて何か食べようかと起きるようになりました。あまりにも眠い時には朝ご飯を食べて夕方までまた寝てしまいます。
また気分が悪い時もたびたびあります。そんな時もやはり朝ごはんを食べて夕方まで寝ています。
ぱっと気分が晴れやかになり何をしようかなという時もあります。そんな時はパソコンをみたり、絵を描いたり、お散歩に行ったりします。食事のしたくができたり、洗濯ができたり、掃除ができたりします。
今は食事のしたくができることが多いですが、洗濯はときどき、掃除はなかなかできません。
本が好きで寝ながらよく本を読んでいました。
一日じゅう家にいることが多くなり気分が悪い日々も続きます。そういう時は寝ているしかないのです。
発症から7年経った今でもときどき今でも声が聞こえます。悪口ではないのですが、パソコンをやっているとたまに呼ばれているような気がするのです。
またまだ治ってないんだなと思います。
そんな時はゆっくりしようと思い、コーヒーなどをいれて飲みます。ほっとした時間をつくることも大事なことですね。おちついてくるとすこし休みます。
【体験談】薬で症状を抑える日々 あせらずゆっくり治療関連ページ
- 抗精神病薬の効果
- 抗精神病薬は、統合失調症の治療にかかせないものです。抗精神病薬の効果を中心に紹介します。
- 抗精神病薬による治療の進め方
- 抗精神病薬による治療の進め方を紹介します。
- 抗精神病薬の一覧
- 抗精神病薬の一覧です。
- 抗精神病薬の副作用
- 抗精神病薬の副作用を紹介します。
- 服薬をつづけるために
- 抗精神病薬の服薬は、本人だけでは管理できないこともあります。家族も協力して、服薬を続けやすい環境を作りましょう。
- 統合失調症の治療を補助する薬
- 統合失調症では抗精神病薬が中心に使われますが、他にも状況に応じてさまざまな薬が使われます。
- 【体験談】薬で幻聴だんだん小さくなっていった
- 幻聴に悩まされた私は病院にいくことになりました。薬がよく効いたので快方に向かっていきました。