統合失調症

統合失調症患者の家庭での暴力に関する調査結果

2015/09/19更新

 統合失調症患者の家庭での暴力に関する調査結果が発表されました。

 

・過去1年間で暴力行為があったのは27.2%。
・生涯で暴力行為があったのは60.9%。
・暴力を受けた対象。母親(51.0%)、父親(47.0%)、妹(30.7%)、配偶者(23.8%)、弟(19.5%)、姉(18.2%)、兄(17.1%)。
・子どもに対する暴力は確認されなかった。

 

 暴力行為は放っておくとエスカレートしていくこともあります。正しく接していきましょう。=>暴力をふるう-統合失調症患者との接し方

統合失調症患者の家庭での暴力に関する調査結果関連ページ

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