統合失調症は受診までの時間がかかりやすい
2014/09/07更新
統合失調症は受診までの時間がかかりやすい病気といえます。
東京で調査した精神病未治療期間(DUP:Duration of Untreated Psychosis:陽性症状が最初に現れてから治療を始めるまでの期間)は、平均で13.7ヶ月で、最短1週間から最長2年以上までありました。
受診が遅れる理由には次のようなものが挙げられます。
- 家族が精神病に直面するのが初めてで、病気だと気づくまで時間がかかる。
- 統合失調症から表出する現実的な問題(不登校や転職など)の解決を優先してしまう。
- 自分の子どもや家族が心の病にかかるとは思ってもみなかった。
受診が遅れると、治療の経過もよくありません。できるだけ早く、統合失調症の前兆を察知して、受診させるようにしましょう。=>統合失調症の受診の説得
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