入院させるために

入院させるために

2013/07/15更新

 入院は、本人同意の上で行われるのが一番ですが、本人が拒否する場合もあります。
 強制すると逆効果になったりしますので、家族と医師が協力して慎重に進めるようにしましょう。
 入院させるためのポイントを以下に示します。

 

まずは家族だけで相談に行く

 いきなりに患者を病院に連れて行っても、ベッドが空いているとは限りません。
 多くの病院は事前に入院相談を受ける体制をとっています。よりよい形で入院ができるよう、医師と家族で相談しましょう。

 

家族の意見を統一する

 家族全員で「本人が心配だから入院してほしい」という気持ちを伝えることが大切です。
 母親が入院を進めているのに、父親が入院を渋る、など意見が一致していないようでは、よい入院治療は難しいでしょう。

 

入院を勧めるための良い言い方
  • 「心配している」※見捨てるわけではないことを伝えます
  • 「治そう」※本人も治したいと思ってます
  • 「きっとよくなる」※安心感を与えます

 

入院を勧めるための悪い言い方
  • 「なんだかおかしいぞ」※否定するようなことを言うと逆効果になります
  • 「言うことを聞け」※反発を招きます
  • 「とりあえず1日だけ入院しよう」※嘘はいけません。不信感が残ります。

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